お久しぶりです。
約1か月ぶりの更新となってしまいました。
この1か月ほど公私ともにかなりバタバタいたしましたので更新が滞ってしまいました。
これからは徐々に更新の頻度を回復していきたいと思います。
さて、今日は境内にて8月1日の夏越し大祓(なごしおおはらえ)に向けて茅の輪(ちのわ)を奉製いたしました。
~夏越しの大祓と茅の輪とは~
人は常日頃の生活の中で知らず知らずの内にたくさんの罪や穢れをその身に受けてしまいます。
その状態のままでいますと、魂と心身の清浄な働きを狂わせて災いや病を招いてしまうと考えられています。
そこでその身に受けた罪・穢れを祓い清めて元の清らかな心身に立ち返るために、1年に2度、厳重なお祓いの神事を執り行います。これが大祓です。
2度の大祓のうち、夏に執り行うものを「夏越しの大祓」といい、この時に除災の力を持つといわれる茅で作った輪、「茅の輪」をくぐることによってお祓いをいたします。
今日は早朝より氏子・崇敬者有志の方々に御参集いただき、炎天下の中作業していただきました結果、例年以上に素晴らしく立派な茅の輪が出来上がりました。
まず刈り取ってきた茅を選別して、枯れた部分を取り除いて綺麗な葉だけにし、更に長いものと短いものなどに選り分けています。
御奉仕いただいたみなさんが、出来上った茅の輪の前でお祓いを受け、その後茅の輪のくぐり初めを行いました。
夏越し大祓祭は8月1日の9時より執り行います。
またそれからしばらくは拝殿前に掲げておく予定です。
茅の輪のくぐり方を説明した案内などを置いてありますので、ご参照いただきました上、ご自由におくぐりください。
茅の輪をくぐって罪・穢れを祓い清め、元気にこの夏を過ごしていきましょう!
(権禰宜)