別府八幡宮 公式サイト

 順風満帆祈願 別府八幡宮

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2016年

五月一日 石碑の移設と墨入れ

こんにちは。本日は五月朔日、月初めの月次祭です。

まさに五月晴れという青空で、清々しい天気となりました。

皆様今月もどうぞお元気にお過ごしください。

 

さて先日、境内の東側に設置しておりました昭和57年に現在の幣殿・拝殿を建て直した際の記念石碑を、手水舎横に移設させていただきました。

これは現在進めております境内整備事業により境内東側が手狭になっていることと、従来から交通安全祈願車両などの往来の際に危険であるというご指摘をいただいていたため、この二点を解決するために行わせていただきました。

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参道沿いの手水舎の側です。

お参りのさい、手と口をお清めになられる時に皆様に見ていただけるかと思います。

また、この作業に合わせまして、石碑に彫られている寄付者御芳名に墨を入れ直させていただきました。

34年の月日の内に風雨によって薄くなって読みづらくなっていたお名前が、格段にハッキリと読めるようになっております。どうぞ改めてご確認いただければ幸いです。

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少しわかりづらいですが、奥が墨を入れる前の石碑の状態。

手前が墨を入れた後の状態です。

比べると歴然ですね。

四月十七日 震災に思うこと

この度の震災に遭われました方々にお見舞い申し上げます。

いまだ余震が続き更なる被害も心配されるなか、一刻も早くの災害の終息と、被災された方々に平穏な日常が戻ることを心よりご祈念申し上げます。

 

4月14日の夜中、最初の震度7の地震が起きたとき、当地も震度4ということでかなりの揺れを感じました。

ちょうど同じ時間、私は社殿の中で翌日の月次祭に向けて社殿の清掃を行っておりました。

携帯電話からの警報を聴いて急ぎ社殿の外に避難。時を待たずに大きな揺れが襲い、社殿も軋みを上げ、恐ろしい思いをいたしました。

当地よりも遥かに強烈な地震に見舞われた被災地の方々の恐怖はいかばかりでしょうか。

ただ被災された方々のため祈ることしか出来ない自身にもどかしさを感じますが、自身の出来る最善のことを尽くしていきたいと思います。

 

境内を見てみますと青空の下、藤の花が咲いておりました。

本殿の裏側には緑と黄色と赤のモミジが揃いたての葉を風になびかせていました。

自然は時に恐ろしい。

ですが優しくも美しくもあります。

自然への畏敬の念を忘れず、日々を大切に生きていきたいと改めて深く思います。DSC01422 - コピーDSC01423 - コピーDSC01425 - コピー