この度の震災に遭われました方々にお見舞い申し上げます。
いまだ余震が続き更なる被害も心配されるなか、一刻も早くの災害の終息と、被災された方々に平穏な日常が戻ることを心よりご祈念申し上げます。
4月14日の夜中、最初の震度7の地震が起きたとき、当地も震度4ということでかなりの揺れを感じました。
ちょうど同じ時間、私は社殿の中で翌日の月次祭に向けて社殿の清掃を行っておりました。
携帯電話からの警報を聴いて急ぎ社殿の外に避難。時を待たずに大きな揺れが襲い、社殿も軋みを上げ、恐ろしい思いをいたしました。
当地よりも遥かに強烈な地震に見舞われた被災地の方々の恐怖はいかばかりでしょうか。
ただ被災された方々のため祈ることしか出来ない自身にもどかしさを感じますが、自身の出来る最善のことを尽くしていきたいと思います。
境内を見てみますと青空の下、藤の花が咲いておりました。
本殿の裏側には緑と黄色と赤のモミジが揃いたての葉を風になびかせていました。
自然は時に恐ろしい。
ですが優しくも美しくもあります。
自然への畏敬の念を忘れず、日々を大切に生きていきたいと改めて深く思います。