境内や参道の梅の実を収穫しました。
今年は豊作とまではいかないまでも、粒はなかなか大き目なものが収穫できました。
梅ジュースにいたしまして、例年通り来月終わりの大祓(茅の輪くぐり神事)で御参拝の方々に振舞う予定です(^^)
(権禰宜)
〒756-0005山口県山陽小野田市大字有帆1377-2
昨日は山口市朝田の朝田神社にて山口県青年神職会主催の御田植祭に参加してきました。
神代に天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天上にて育てておいでになられた稲穂を、この地上を平定するために天降られる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)にお授けになられてより、現代に至るまでこの国の主食であり様々な文化の基である米と稲作。
神道にとっても稲作は大変に重要な要素でありまして、神社に於ける年間の恒例祭典のほとんどは稲作に関わるものであるといっても過言ではありません。
稲作を始めとする農業には現在様々な難題が降りかかっていることは、みなさまご承知の通りでございます。
いつまでも美しい田園の広がる日本の原風景が残っていきますことを、切に願っております。
(権禰宜)
先日6月3日、神社本庁主催による伊勢神宮式年遷宮記念行事として開かれた「自然環境シンポジウム」に参加させていただくために、今年二度目の伊勢に行ってまいりました。
このシンポジウムは世界各地の宗教団体が加盟する宗教的環境保全同盟(略称・ARC)の国際会議に併せて開かれたもので、全国の神社関係者を始め、各国・各宗教の宗教者が参加しました。
シンポジウム前半では三笠宮家の彬子女王殿下と高野山真言宗管長 松長有慶氏の特別講演を拝聴。
後半では松永管長と伊勢神宮禰宜の小堀邦夫氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏を交えたパネルディスカッションが行われました。
他宗教や外国人からの視点なども交えた建設的な内容で、神道を根幹に据えた日本人の寛容な宗教観と、古来培ってきた日本人本来の自然と共生する生き方・自然観が世界に広まれば、地球規模の自然環境の保全や平和に繋がるという信念が更に強まりました。
その為には神道側からの世界への発信力をもっと高めていかないといけませんね。
神社・神道、そして日本は世界に誇るべき価値観を持っているのですから!
(権禰宜)