昨日は山口市朝田の朝田神社にて山口県青年神職会主催の御田植祭に参加してきました。
神代に天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天上にて育てておいでになられた稲穂を、この地上を平定するために天降られる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)にお授けになられてより、現代に至るまでこの国の主食であり様々な文化の基である米と稲作。
神道にとっても稲作は大変に重要な要素でありまして、神社に於ける年間の恒例祭典のほとんどは稲作に関わるものであるといっても過言ではありません。
稲作を始めとする農業には現在様々な難題が降りかかっていることは、みなさまご承知の通りでございます。
いつまでも美しい田園の広がる日本の原風景が残っていきますことを、切に願っております。
(権禰宜)